■ 化学分析員(分析化学技術者)のデータ
○ 平均年収 476万円 ○ 就業者数およそ7万人
○ 関連資格 【化学分析技能士】【環境計量士】【毒物劇物取扱責任者】
○ 関連職業 化学者
■ 化学分析員の仕事内容
自社製品の安全性のチェックや依頼に応じてサンプルを分析して環境汚染防止の
基準値を越えていないかなど、環境から製造の現場まで化学反応を用いた分析や
分析機器を用いた分析を行なうのが化学分析員の仕事です。
製造業に関連した化学分析としては、製造するなかで採取したサンプルを化学分析
することで、成分量に異常はないか、おかしな化学反応をして有害なものに変化して
いないかなどの確認を行い、現場の作業の目安や基準を提案します。
環境関連の化学分析としては大気中の空気、水、土など、依頼されたサンプルを
分析機器にかけて成分の特定と量を求め、結果を報告書にまとめます。
理学系・工学系の大学、もしくは分析化学の専門学校を卒業したあとで食品会社
化粧品会社、バイオ関連、製薬・臨床の民間企業を筆頭に官公庁に勤めることが
ありますが、就職には、化学分析技能士や環境計量士の資格をもっていると有利
になります。
また、仕事上、職場環境が清潔である点や重労働ではないことなどから女性の
比率が多い技術職という特徴が化学分析員にはあります。
バイオテクノロジー技術が期待されている今、製品開発よって高機能な新素材が
次々と出現する裏側には成分や量を分析し、化学的な解析を行う化学分析員の
活躍があります。
環境保全や人の健康のための環境規制も厳しくなってきているため環境関連の
分析需要は増えており、化学分析員に対する期待は大きくなっています。